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当社作成資料

心不全

【心不全とは!?】

心不全とは、『心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気』と日本循環器学会により定義されています。

心臓は休むことなく、全身に血液を送り出すポンプとして働いています。様々な原因により心臓の働きが低下して全身に必要な血液を送れなくなってしまった状態を心不全を言います。

【心臓の解剖】

心臓は全身に血液を送り出すポンプの役目をしています。

心臓の内部は右心房、左心房、右心室、左心室の4つの部屋にわかれ、心房と心室の間には弁があります。弁はポンプの動きに応じて開閉し、血液の逆流を防ぎます。

心臓の大部分は心筋という筋肉でできています。この心筋のもつ強い収縮によってポンプ作用が起こり、全身に血液を送り出すことが出来ます。

血液の循環には、左心室から送り出された血液が全身をめぐって右心房に戻ってくる経路と、右心室から送り出された血液が肺を通って左心房に戻ってくる2つの経路があります。

健康な心臓は、1分間に60~100回程度の規則的な収縮を繰り返しています。心臓がこの収縮を続けるために必要な酸素と栄養素は心臓の表面にある冠動脈により補われています。

また、心臓には”刺激伝導系”という電気信号を発生させ、それを素早く伝え、心筋を収縮させるシステムが備わっています。これらのシステムによって、心臓のポンプは円滑に動いています。

【原因】

心臓の筋肉を養っている血管(冠動脈)が詰まってしまう心筋梗塞や狭心症(虚血性心疾患)、動脈硬化や塩分の摂り過ぎなどが原因の高血圧、心臓の部屋を分けている逆流防止弁が障害され血液を送り出す力が弱群なる心臓弁膜症、心臓の筋肉に異常が起こる心筋症、拍動のリズムが異常がおこり心臓が規則的に動かずに必要な血液を送り出せなくなる不整脈、生まれつきの心臓の奇形等による先天性心疾患など様々な疾患が原因となって生じます。

心疾患以外の原因では、貧血、腎臓病、悪性腫瘍に対する化学療法・放射線療法、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、過度のアルコール摂取、ウイルス感染症(心筋炎のリスクがある)、薬物中毒なども心不全の原因になります。

【症状】

心不全の代表的な症状は、息切れ、呼吸困難、むくみです。

・からだに必要な酸素が足りなくなり、”息切れ”や”疲れやすく”なります。

・細い血管に血がいきわたらなくなるので、手足の先が冷たく、肌の色が悪くなります。

・血液循環が悪くなることで、臓器に水分がたまりやすくなり、足の甲やスネの前面部に”むくみ”が見られる様になります。

・肺に血がたまる(肺うっ血)と水分が肺にしみだし、さらに進むと酸欠状態になるので、寝ていたり、安静にしていても呼吸が困難になる”起座呼吸”や”夜間発作性呼吸困難”が見られます

【NYHA心機能分類】

日常の生活動作で、症状が出るかどうかでクラス分けされています。

【軽度】

[クラスI ]

日常の労作で症状は出ない。心不全であることを自覚していない人もいます。

[クラスII ]

階段や坂道を登る等、比較的強い労作では症状が出ます。

【中等度】

[クラスIII]

新聞を取りに行く等の簡単な労作でも症状が出ることがあります。

【重度】

[クラスIV]

動くだけで症状が出ます。安静にしていても心不全や狭心症様の症状があり、動くとさらに悪化します。

【みちでは】

心不全の患者さんが運動療法を続けることによって、息切れなどの心不全症状が軽くなるだけでなく、心不全の悪化による再入院の危険性が減ることがわかっています。

そのため、デイサービスみちでは、機能訓練指導員が心不全の症状や生活状況、障害が出ている動作に応じて、評価を行い、運動処方の基本原則である『安全』『楽しく』『効果的』を基に、利用者様の身体状況 に合わせた個別運動プログラム(オーダーメイド・メニュー)を作成します。

心疾患のある利用者様は作成した運動処方を主治医の先生に確認して頂いて、必要に応じて運動プログラムを調整し安全に運動プログラムを実施していきます。

心不全の運動内容は、歩行マシン、自転車こぎ、体操、軽い筋肉トレーニング(低強度レジスタンストレーニング)などを行います。

運動の強度は、最大能力の40~50%が目標で、そのめやすとして運動中の心拍数と安静時の心拍数を計算してプログラムを決めていきます。

また運動実施時は、自分で感じる症状の強さを表す「ボルグ指数」という指標があります。これを元に、心不全の場合は、11点(楽である)~13点(ややきつい、軽く汗ばむ)の間くらいの強度で、その日の体調に合わせて運動を実施します。

・コンディショニング

硬くなった関節や筋肉の可動域を広げたり、身体バランスを整えて運動しやすい状態に調整を行います。

また、定期的な体力測定、評価もおこない、運動効果に関するフィードバックも実施して、ご利用者様一人一人に合わせてサポートさせて頂いております。